無料個別相談 
問い合わせ 
「GoogleMapのローカルパックって何？」
「ローカルパックに店舗情報を載せるための方法が知りたい」
「ローカルパックにはどんな種類があるの？」
ローカルパックに関して、このような疑問を持つ人はいませんか？
自店舗を展開している場合、今ではウェブ上で様々な施策を行なうことで誰でも集客が見込めるようになりました。
その集客のきっかけの一つとして知っておきたいことが、今回ご紹介するローカルパックです。
ローカルパックとは何なのか、種類や順位が決まる仕組み、具体的な施策内容について詳しく解説します。
Contents
ローカルパックとは
ローカルパックとは、Googleでローカルキーワードや地域名＋業種などで検索されたときに地図情報とともに検索画面に表示されるリストのことを指します。
ローカルキーワードとは飲食店や医療施設、教育施設など地域に密着した業種を示すキーワードのことで、Googleマップ上でビジネス情報を掲載するための施策であるMEO対策の際に重要です。
ローカルキーワードには、具体的に以下のような例が挙げられます。
- 飲食店(レストラン、カフェ、居酒屋など)
- 教育施設(塾、パソコンスクール、英会話スクールなど)
- 医療施設(病院、歯科、整骨院など)
- 地域に密着した店舗や施設(美容院やクリーニングなど)
ローカルパックは検索画面の最も上の部分に表示され、上位3つのビジネスがリストとして検索結果に表示されます。
検索画面にはGoogleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）に登録されている情報が表示されており、その内容はデバイスやキーワードのカテゴリによって異なります。
上位3店舗までしか表示されませんが、「さらに表示」をクリックすると3位以下のビジネスもリストで確認することができます。
ローカルパックに表示されればユーザーの目に留まるため、集客やビジネスを拡大していきたいときに効率的です。
ローカルパックの種類について
ローカルキーワードや地域名などで検索されたときに地図と一緒に掲載されるビジネス情報のことをローカルパックといいます。
このローカルパックは表示される際にいくつかの種類があるので、施策を始める前に押さえておきましょう。
通常のローカルパック
ローカルパックにはいくつかの種類がありますが、ローカルパックとして表示されているほとんどのものが通常のローカルパックとなっています。
Googleで「地域名＋キーワード」で検索されたときに地図と一緒に表示されるものが、通常のローカルパックです。
ユーザーがもっとも検索しやすい内容となっているため、ローカルパックの大半がこの通常のローカルパックといえるのです。
通常のローカルパックに表示される項目は、以下の通りです。
- 店名
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- 業種
- 口コミ
- ホームページのリンク
ローカルABCパック
ローカルABCパックは、ブランド名やジャンルを検索したときに表示されるようになっています。
たとえば、コンビニや銀行、ガソリンスタンドなどが該当し、検索結果の左側にABCの表示が出るのが特徴です。
ローカルABCパックに関しては、レビューの内容や数が表示されないようになっているところもポイントです。
掲載される情報が以下のようになっている場合、ローカルABCパックが表示されているといえます。
- 店名
- 住所
- 電話番号
- ジャンル
- 営業時間
- ホームページのリンク
ローカルスナックパック
続いてローカルスナックパックは、飲食店や博物館、動物園といったカテゴリを検索したときに表示されます。
飲食店であれば店内の様子、博物館などもサービス内容の一部が掲載されているため、実際に足を運ぶ前にどのような店舗・施設なのかを知ることが可能です。
ローカルスナックパックでは、ローカルABCパックのように電話番号やサイトへのリンク情報などが掲載されません。
以下のような内容が掲載されることになっています。
- 店名
- 住所
- 営業時間
- ジャンル
- 口コミ
ローカルファインダー
ローカルパックを見ている際に「すべて表示」を押すと一覧が表示されます。
このリストのことをローカルファインダーといいます。
上位3つのビジネス情報に加え、その他の情報も一覧となって掲載されているので、3位以下の検索結果についても知りたいと思ったときに利用されるのが一般的です。
一方、3位までに掲載されている情報と比べるとユーザーの目に留まる確率は下がるため、ローカルファインダーよりも上である3位以内に入ることを目指して施策を行なうのが有効といえるでしょう。
ローカルパックのメリット
ローカルパックの種類を押さえたら次に、ローカルパックにどのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。
集客や来店につながりやすい
ローカルパックはエリアにおけるサービスを探しているユーザーに直接情報を伝えることができるため、集客や来店につながる確率が高まります。
ローカルパック上位に表示されることですぐに来店につながる可能性もあるため、ローカルパックには集客できるというメリットが挙げられるのです。
無料で掲載してもらうことができる
自店舗のサービスをより多くの人に知ってもらうための施策を行なう際、コスト面も考えなければなりません。
その点ローカルパックは無料で掲載してもらうことができるので、費用をかけずに自店舗をアピールできるメリットがあります。
比較的簡単に上位表示ができる
MEO対策に並ぶ集客のための施策の１つとしてSEO対策がありますが、SEO対策というと施策にも時間と費用がかかるというイメージがあるでしょう。
一方MEO対策の１つであるローカルパック上位表示は、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させることで上位に掲載される確率が高まるため、SEO対策よりも比較的簡単に順位を上げることができるのです。
ローカルパックの掲載順位が決まる仕組み
ローカルパックの掲載順位は、主に以下の3つが重要なポイントとなります。
- 知名度
- 関連度
- 距離
3つの重要な項目について、詳しく見ていきましょう。
知名度
知名度については、ウェブ上だけでなくオフライン上でのものも含めて考えます。
ウェブ上に載っている記事やサイトなどの充実度が影響し、口コミも知名度に関係してきます。
さらに、ウェブで検索されたときの掲載順位も考慮されるため、自身のビジネスに関するサイトがあればSEO対策に取り組んでおくことを検討すべきです。
多くの情報があるビジネスほど知名度が高いと判断されるため、ローカルパックの上位に表示されやすくなるのです。
関連度
関連度とは、検索キーワードとGoogleビジネスプロフィールの情報の一致度を指しています。
Googleビジネスプロフィールの情報を充実させておくことで、検索キーワードとの関連性が高いと判断される点から順位の向上が期待できるのです。
ただビジネスに関する情報を埋めていくだけでなく、より正しく充実した内容に仕上げることが大事です。
関連度を高めるためには、ユーザーが検索しそうなキーワードを考えてGoogleビジネスプロフィールの情報の中に含めていくようにしましょう。
距離
ローカルパックの掲載順位には距離も関係しています。
ここでいう距離とは、検索キーワードで指定された場所から検索結果のビジネス所在地までを指しています。
キーワードの中に地域名が含まれていない場合は、ユーザーがいる現在地から近い情報が1位から順に掲載されるという仕組みです。
検索キーワードと自身のビジネスを関連づけるためにも、距離が関係することを把握しておきましょう。
正確な住所を載せておけば、検索結果で上位に表示されやすくなります。
近くにいるユーザーにビジネスをアピールできるよう、正しい住所を記載するようにしましょう。
ローカルパックに表示されるためにすべき施策
ローカルパックの特徴を見ると、自店舗をより多くのユーザーに知ってもらうため、実際に来店してもらうために必要なことだとわかります。
そこで、ローカルパックの内容や掲載順位が決まる仕組みを確認した次に、ローカルパックに表示されるためにすべき施策についても確認しておきましょう。
自店舗の情報が上位3つの中に掲載されるよう、どのような施策をすべきかチェックしてみてください。
Googleビジネスプロフィールの情報を正確に入力する
ローカルパックで上位に表示されるためには、Googleビジネスプロフィールの情報を正確に登録していくことが重要となります。
ユーザーが確かな情報のもとで意思を決定できるよう、基本的な情報については空白を作ることなくきちんと埋めておきたいです。
Googleビジネスプロフィールでは、主に以下の基本情報について充実させるようにしましょう。
- 住所
- 電話番号
- カテゴリ
- 商品、サービス
- イベント情報
- ウェブサイトなど
ビジネスの業種によってはすべての項目を埋めることが難しい場合があります。
そのようなときでもビジネス名と住所、電話番号は必ず記載するようにしましょう。
Googleが店舗を判断する際に活用する情報であるためです。
また自社サイトを運営している場合は、サイトとGoogleビジネスプロフィールの情報に違いが出ないよう統一しておきましょう。
同時に、古い情報はそのままにせず、早めに新しい情報に更新しておくことも必要です。
営業時間も正確に設定する
Googleビジネスプロフィールの情報を充実させながらローカルパックの施策を行なっていくなかで、営業時間に相違がないようにすることも必要です。
開店・閉店時間、祝日の営業時間、イベント時など定期的に更新しておくことで、ユーザーは安心して店舗に訪れることができるでしょう。
営業していると思ったのに来てみたら閉まっていたという事態は、ユーザーにとってショックな出来事です。
再度来店する確率も下がってしまうため、集客を狙うどころか逆効果になってしまいます。
ユーザーが不快な思いをしないよう、営業時間は正確に入力し、定期的な更新も忘れないようにしましょう。
写真を登録する
ローカルパックで上位表示を目指すためには写真の登録が必須です。
写真があるのとないのとでは、ユーザーが受ける印象は大きく異なります。
クリック率にも影響するため、ローカルパックの施策を始めるなら写真を用意しておきましょう。
ラーメン店であれば、美味しそうなラーメンの画像があるとユーザーはクリックしたくなり、実際に行って食べてみたいと思うでしょう。
特にスマートフォンで情報を閲覧していると、画面に対して画像が占める割合が大きいことから視覚的な効果の高さがわかります。
この状況も踏まえて魅力的な写真を登録しておくと、ユーザーが来店してくれる確率が高まるのです。
口コミに返信する
Googleマップに表示されている情報を見ると、星の数でレビューされ、口コミが掲載されているのがわかります。
ユーザーが投稿してくれた口コミに対して返信することも、ローカルパックの施策を行なっていくときに大切なことです。
口コミに丁寧に返信することで、一人ひとりのユーザーの意見を大事にしていることが伺えます。
さらに、良い内容の口コミが増えていくと、初めてチェックするユーザーも安心して店舗に出向くことができるでしょう。
ときにはネガティブな口コミが投稿されることもありますが、そのような場合においても真摯に返信することを心がけてください。
口コミに丁寧に対応することで、ローカルパックの施策を効率よく行なっていくことができます。
NAPの表記を統一する
ローカルパックにビジネス情報が掲載されるようにするためには、NAPの表記を統一しましょう。
NAPとは、Name(名前)・Address(住所)・Phone(電話番号)の頭文字を取った言葉です。
NAPの表記に違いがあった場合、Googleが同じ店舗であると判断しづらくなってしまいます。
同じく、検索したユーザーにとってもどちらが正しいのか、本当に同じ店舗であるのか迷ってしまうでしょう。
より正確な情報をGoogleとユーザーの両方に届けるため、NAPの表記は揃えることを意識してください。
NAPが統一されていると、ユーザー安心してビジネスの情報を確認でき、行動に移すことができます。
名前の中に自社の情報以外は含めないようにする
Googleビジネスプロフィールに情報を登録していくとき、店舗の名前以外の情報を含めることはNGとなっています。
キーワードを含めた方が検索結果一覧に表示されるのでは？と思いがちですが、このような行為はGoogleポリシーに反するため行なってはいけません。
Googleポリシーに違反すると、アカウントを停止されたり検索結果に表示されなくなることがあります。
Googleビジネスプロフィールの登録を行ないながらローカルパックの施策を始めるときは、事前にGoogleポリシーについても目を通しておきましょう。
虚偽の口コミを投稿しない
虚偽の口コミを作って載せることは、Googleが禁止しています。
Googleは、すべての利用者にとって有益な情報を載せることを目指しているからです。
Googleヘルプの中の「マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー」のところに、虚偽の口コミがポリシー違反になることが記載されています。
自店舗の評価を上げるために口コミを自作自演するといった行為は、アカウントの停止や削除につながる可能性があるので気を付けましょう。
最新情報を保つため定期的に更新する
Googleビジネスプロフィールに登録する情報は、常に最新のものにしておくべきです。
ユーザーが古いままの情報を見て店舗に訪れることで、ユーザーと店舗の間に認識の違いが生じ、トラブルを招くことになります。
トラブルが起きると店舗の評価も大きく下がってしまい、集客が期待できなくなるでしょう。
トラブルを防ぐため、ユーザーに正しい情報を伝えるためにも、最新情報を保つよう定期的に更新することを意識していきたいです。
SEO対策やSNS集客も実践する
ローカルパックで上位に表示させるための施策はMEO対策の一つといえますが、他の施策も行なうことでより効果が期待できます。
SEO対策やSNS運営も同時に実施していけば、ウェブ上での総合評価を高めることにつながります。
ローカルパックで3位以内に表示されるための基準には知名度が挙げられました。
なのでSEO対策やSNS運営により、自社ビジネスの知名度を上げていくことで上位表示が可能となるのです。
サイトをモバイルフレンドリーにする
最近では、スマートフォンからインターネット検索をする人が多いです。
そこで、自社サイトをモバイルフレンドリー化することを実践してみましょう。
スマートフォンでも快適に見られるよう整えることを、モバイルフレンドリー化といいます。
パソコン以外のデバイスから検索するユーザーが増えているということを踏まえ、自社サイトがスマートフォンやタブレットでも快適に見られるように整えておきましょう。
ローカルパック上位表示の施策を正しく実践して集客を目指そう
MEO対策の一環であるローカルパック上位表示は、ユーザーの目に留まりやすく、自店舗への来店・利用に直結しやすいです。
施策の内容も取り組みやすく、Googleビジネスプロフィールの情報を正しく入力し、定期的な更新を心がけることで上位3店舗の中に入る可能性があります。
具体的な施策の内容や注意点を押さえながら、自店舗の発展のためにGoogleマップ上での上位表示を目指してみましょう。
