検索クエリとは?キーワードとの違いを理解しSEOに活かそう!

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検索クエリとは?キーワードとの違いを理解しSEOに活かそう!

検索クエリを利用しようと考える夫婦

みなさんは、検索クエリという言葉を聞いたことがありますか?

検索キーワードは聞いたことがあるけれど違いは何?と疑問を抱えている人もいるかもしれません。

実はこの検索クエリは、SEO対策をしていくうえでも外せないポイントとなっているのです。

ここでは、検索クエリについて詳しく解説していきます。

検索キーワードとの違いや検索クエリを調べる方法や活用方法などについてご紹介していくので、検索クエリを理解しSEOに活かしてみてください。

検索クエリとは?

検索クエリを参考にする女性

まず、検索クエリとはどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。

検索キーワードとの違いを明確にすることで、SEOにも役立てることができます。

検索クエリについて

クエリとは英語で「query」、直訳すると「疑問」「問い合わせ」を意味しており、検索語句と呼ばれることもあります。

検索クエリとは、ユーザーが検索エンジンの検索窓に入力した言葉のことを指します。

質問という意味を表すクエリ、ユーザーが疑問に思ったことを検索窓に入力し調べるといった点から検索クエリと呼ばれているのです。

知りたいというニーズを示しており、ユーザーにとっての検索クエリは調べたい情報によって異なります。

たとえば、「犬 飼い方」と調べたユーザーがいた場合、このユーザーは犬の飼い方を知りたいということになります。

ここから、犬の飼い方を知りたいという内容が、ユーザーの検索クエリになるのです。

検索クエリを理解することは、SEO対策にもつながります。

「犬 飼い方」からペットショップへの誘導も可能です。

ユーザーとペットショップをつなげる役目も果たしており、ウェブサイトを反映させるためにも重要な点といえるのです。

Googleは検索クエリを重要視している

Googleも、検索クエリを重要視していると述べています。

「検索アルゴリズムの仕組み」のページでは、ユーザーの検索意図を理解する重要性や、関連性の高いページを探す際に検索クエリを理解し分析を行なうことが必要であるとしています。

Googleではユーザーがより快適にインターネット検索できるよう、1つのキーワードを入力することでその類義語を導き出すシステムを開発しました。より早く的確にユーザーのニーズに応えられるよう、Googleでは検索クエリに注目しているのです。

参照元:Google「検索アルゴリズムの仕組み

検索キーワードとの違い

検索クエリがユーザーが知りたいと思っているニーズであるのに対して、検索キーワードは少し違った意味合いを持ちます。

検索キーワードは主にマーケティングを担当する者が使用する用語ともいえます。

ウェブサイトにどのようなキーワードで流入しているかなどを調べる際に、使用される用語です。

ここから、SEOを意識したコンテンツなどを作成していくなかでマーケティング担当者が重要視するのが検索キーワードであるともいえます。

よりウェブサイトを発展させていくため、またウェブ市場の動向をチェックするために検索キーワードを調べることは重要なのです。

検索クエリの種類

検索クエリにはいくつか種類があり、ユーザーが何を求めて検索をしているかという検索意図を分類しています。

この種類を理解することで、検索クエリに適したコンテンツの作成が可能となります。

全部で4種類あるため、それぞれの特徴を簡単にご紹介しましょう。

検索クエリ特徴
Knowクエリ特定のキーワードに対しての意味を理解するために検索される語句です。「〇〇とは」といった調べ方がKnowクエリに当てはまります。
Goクエリ実在する場所についての情報を知りたいとき、特定のサイトへ行きたい際に入力される語句を指します。
Doクエリ何かの方法について情報を得たいとユーザーが考えるときに、検索される語句を指します。「お腹 ダイエット 方法」や「ピザ 作り方」などのような調べ方がDoクエリに該当します。ユーザーの悩みを解決するための検索語句ともいえます。
Buyクエリ何かを買いたいというユーザーの意図によって検索される語句のことをBuyクエリといいます。オンラインショッピングが普及したことにより、特定のものを求めて検索するユーザーが増えました。「ソファ 通販」や「バッグ 1万円以下」といったキーワードがBuyクエリに当たります。

上記4種類の検索クエリの他に、2015年5月以前に使われていた旧型検索クエリタイプとして3種類あった点も触れておきましょう。

旧型検索クエリ特徴
ナビゲーションクエリGoクエリと同じ意味を持つ
インフォメーショナルクエリKnowクエリと同じ意味を持つ
トランザクショナルクエリDoクエリとBuyクエリ両方の意味を持つ

検索クエリを調べる方法

検索クエリを調べる

検索クエリを知ることで、ユーザーのニーズがわかるため、ウェブサイト運営やSEOを検討していく際に見逃すことができません。

正しく検索クエリを理解できると、自サイトに多くのユーザーを誘導するきっかけにもなります。

そこで、検索クエリを調べる方法を知り、実際に利用してみましょう。

Googleサーチコンソール

SEO対策を行なう上で様々な機能が充実しているGoogleサーチコンソールでは、検索クエリを調べることもできます。

Google検索から自サイトへ流入したユーザーの検索クエリを確認でき、Googleアカウントを登録することで利用が可能です。

Googleサーチコンソールのホーム画面から、左側にある検索パフォーマンスをクリックし、クエリを選択します。

クエリをクリックすると、自サイトへ流入する際にどのような言葉が入力されたかという検索クエリを知ることができるのです。

Googleサーチコンソールでは、検索クエリを調べる際、期間や特定のページへの流入を確認することもできるため、自サイトの状況を知る機会にもなります。

Google Search Console

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスを利用して検索クエリを調べることもできます。

自然検索だけでなく流入経路などを測定することもでき、検索クエリについて詳細を知るためにはGoogleサーチコンソールとの連携が必要です。

Googleアナリティクスでは、左メニューにある集客のところから、サーチコンソール、検索クエリという順で調べることが可能です。

Googleアナリティクスでは、検索クエリの数も調べることができます。

上記の方法で検索クエリを調べた後、右下に検索クエリの総数が出てきます。

検索クエリの数を知りたい人は、右下の欄も確認してみてください。

Googleアナリティクスを利用していくなかで、「other」という表示が出ることがあります。

アナリティクスでは1日に5万件までの計測しかできないため、制限を超えたときに集計外となったデータが集まった値が「other」なのです。

新しい記事をサイトに追加すると、それに伴って検索クエリの数も増えます。

その結果、一日の上限数を超えてしまった際に表示されることがあるのです。

「other」が多いのは決して問題ではないため、それほど気にする必要はありません。

Googleアナリティクス

キーワードプランナー

Googleの無料ツールであるキーワードプランナーを利用して、検索クエリの調べることも可能です。

検索ボリュームや広告を出す際のキーワード候補などを調べることができるツールで、SEO対策を行なう上でも使い方を習得しておきたいです。

ユーザーがどのようなキーワードで検索をしているか知ることができ、競合サイトを入力することで関連性の高いキーワードを確認できるという利用方法もあります。

無料かつGoogleのアカウントがあれば利用ができるため、検索クエリを調べる際に活用してみてください。

Googleキーワードプランナー

検索クエリの分析方法

検索クエリの分析

検索クエリは、ツールを活用することで簡単に調べることができます。

そのようななか、検索クエリはツールを使わずに調べることも可能です。

自身で調査・分析を行なうことで、よりSEOに特化したサイトづくりができます。

ツールでは検索クエリの種類や数を一覧として表示しているものが多いですが、より分析を行なうことで自サイトに合った検索クエリを見つけることができるのです。

では、どのような方法で分析をすれば良いのか、さっそく見てみましょう。

Googleサジェストで分析

Googleの検索窓にキーワードを入力した際、そのキーワードと掛け合わせた言葉が検索窓の下に表示されます。

この一覧となって表示されているのが、Googleサジェストです。

Googleサジェストを確認すると、特定の検索クエリに関連した検索クエリを知ることができます。

どのようなことを知りたいと思いユーザーが検索をしているのかという検索意図を把握することも可能です。

ここから、SEOに強いサイトを作り上げるため、コンテンツに含む内容などを推測していくことができるのです。

【合わせて読みたい記事】

SEOキーワードで検索1位を狙う!効果が高いキーワードの正しい選び方とは?

他のキーワードから分析

Googleの検索ページでは、1ページ目の下部に「他のキーワード」という箇所があります。

ユーザーが最初に検索したときに満足いく情報が得られなかったため、再度キーワードを変えて検索するというときに用いられる言葉が表示される傾向にあるのが「他のキーワード」です。

再びユーザーが検索するという意味から、再検索ワードと呼ばれることもあります。

「他のキーワード」は、検索クエリを調査・分析する際に活用できます。

たとえば、「犬 飼い方」と検索窓に入れて検索をすると、1ページの下部には「他のキーワード」のところに「犬 飼い方 初心者」「犬 飼い方 外」「犬 飼い方 一人暮らし」などといった言葉が表示されます。

ここから、ユーザーの検索意図がわかり、自サイトにてSEO対策を行なう際のコンテンツ作りに活用できるのです。

バーティカル検索からの分析

検索クエリを調べるためには、バーティカル検索からの分析にて行なうこともできます。

バーティカル検索とは、Googleの検索結果上部に表示される機能の一つで、検索クエリに対して何を調べたいかをカテゴリーごとに分けることができます。

検索クエリの検索意図やニーズを知る際に役立てることができるのが特徴です。

カテゴリタブは画像やニュース、ショッピング、書籍など6つのジャンルに分かれており、検索クエリによって表示されるタブの順番が異なります。

Googleで見ると、検索窓の下に記載されている「すべて」「画像」「地図」などといった項目がバーティカル検索になります。

検索クエリごとに順番が異なることもあり、ユーザーの知りたい情報を的確に提供できるよう調整が行なわれています。

検索クエリの活用方法について

検索クエリの活用方法

検索クエリを正しく理解するということは、ユーザーの検索意図を理解することにもつながります。

ここから、ユーザーのニーズに合うコンテンツを提供できるようにもなります。

そこでここでは、SEOにおいて検索クエリを活用する方法についてご紹介しましょう。

新しいキーワードの発見

検索クエリを調べると、今まで発見していなかった新しいキーワードを発見することができます。

今までのコンテンツに含めていなかったキーワードが見つかったり、コンバージョンにつながった検索クエリを知ることもできるため、サイトの運営に大きく役立てることができるのです。

なかには、意外な検索クエリもあり、予想外のコンバージョンにつながることもあります。

新しい発見と、次の対策が見えてくるため、検索クエリはしっかり活用していくのがおすすめです。

コンテンツSEOにおいて活用する方法

SEOに特化したコンテンツを作成する際には、検索クエリに対応し、ユーザーが満足する情報を盛り込むことが重要となります。

ここから、コンテンツを作成していくときに、検索クエリを参考にできるというわけです。

ユーザーが知りたい情報をまとめた記事、やり方や方法に関してまとめた記事などをサイト内に掲載することで、ユーザーのニーズに応えることができます。

購入を促すサイトにおいては、ユーザーが購入しやすいページ作りを心がけることも大切です。

特定のキーワードで検索を、検索クエリを調べたうえでコンテンツを検討してみましょう。

ユーザーが満足するコンテンツに仕上げることができると自然とGoogleからの評価が高まり、検索順位を上げることにもつながります。

除外キーワードの設定

ターゲットとするユーザーに関係のないキーワードを排除することを除外キーワードといいます。

除外キーワードの設定を行なうと、意図していないキーワードで表示されてしまう広告やクリックを防止することが可能です。

ユーザーの検索意図に合うキーワードを厳選し、ズレが生じるキーワードに関しては除外しておくと安心です。

リスティング広告で活用する方法

検索クエリを正しく理解すると、リスティング広告においても活用することができます。

広告やランディングページなどの品質が重要になるなか、ユーザーの検索意図と合致している内容であればあるほど高く評価されます。

リスティング広告のなかでも上位に表示されるようになり、より多くのユーザーの目にも留まるでしょう。

多くのユーザーに閲覧してもらえるよう、広告文を改善することも大切です。

広告文で訴求している内容と検索クエリにズレがあると、広告としての機能を果たせなくなってしまいます。

表示回数やクリック数が多い検索クエリを見つけたら、広告文に入れてユーザーの目に留まるようにしてみましょう。

検索されるキーワードにはトレンドがあるため、月に1回程度検索クエリの確認を行ない、改善していくことも必要です。

このように、検索クエリを正しく理解することはリスティング広告を最適化し、成果を出すためにも重要となってくるのです。

検索クエリを正しく理解・分析し、SEOに強いサイトを作ろう

検索クエリは、ユーザーが何を求めているかというニーズを知るために必要なものです。

言い換えると、検索クエリを正しく理解することで、ユーザーの心に刺さる、Googleにも高く評価されるようなサイトを完成させることができます。

結果、SEOに強い、上位表示されるようなサイトへ成長することも可能です。

検索クエリは、定期的に内容が変わります。ユーザーが今何を知りたいのかを把握し、コンテンツ作りにも活用してみてください。

この記事の監修者

東京のWEBマーケティング会社「株式会社ミレニ・エイツ」の代表取締役

新家 靖樹

経営コンサルティング会社を経て、株式会社ミレニ・エイツを設立。SEO対策やMEO対策をはじめ、広告運用やSNSマーケティングなど、業種業態にあったWEBマーケティング施策にて幅広いジャンルの中小企業をご支援。スタートアップ企業をはじめ集客に悩んでいる経営者様のパートナーとして、制作から運用までサポートしており、業種を問わず成果を実現。
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