Googleトレンドの使い方をマスターしてトレンドを押さえよう!基本操作と活用法を解説

MENU

タグクラウドとは?メリットとデメリットを知ってSEOとの関連性を理解しよう

タグクラウドからリンクする

「タグクラウドって何?どうやって作れば良いの?」

「タグクラウドを作るとどんな良いことがあるの?」

タグクラウドについて、このような疑問をお持ちの人はいませんか?

タグクラウドは上手に活用することでユーザーと検索エンジンにとってプラスに働く可能性があります。

今回はタグクラウドについて、その詳細や作り方、メリットやデメリットなどについて詳しく解説します。

タグクラウドとは

タグクラウドとは

タグクラウドとは、サイトのページごとに主要なキーワードをタグ登録し、そのタグを一覧として表示したものです。

たとえばWordpressで構築したWebマーケティング専門ブログでSEOについての記事を作成した場合、これはWebマーケティングのなかでも「SEO対策」に該当します。

そこで、SEOに対してSEO対策というタグを作ってタグ付けをしていくというものです。

これらのタグをリンク付きで表示させるため、ブログサイトの専用コードなどを使って記述していけばブラウザで表示したときにタグの内容が一挙に表示されるようになります。

一挙に表示されたタグの一覧のことをタグクラウドと呼ぶのです。

タグの重要度に合わせて文字サイズが大きく表示される仕様になっているものも多くあります。

タグクラウドのメリット

タグクラウドのメリット

はじめに、タグクラウドを作成するメリットについて見ていきます。

ユーザーがサイト内を回遊しやすくなる

タグクラウドを作成すると、ユーザーがサイト内を回遊しやすくなるというメリットが挙げられます。

たとえば、SEO対策について知識を得たいと思いサイトに訪れたユーザーは、コンテンツの重要性や外部対策などについての理解を深めた後、それらについても学びたいと感じることがあるでしょう。

そのようなときに「コンテンツ制作」や「外部対策」といったタグクラウドがページ内に設置されていれば、その部分をクリックして他のページに行くことができます。

ここから、ユーザーがサイト内を巡回しやすくなるのです。

ユーザーにとって知りたい情報を取得できると同時に、理解を深めることができます。

さらにユーザーが満足しているサイトとして、Googleからも高く評価されるようになるのです。

クローラビリティが向上する

クローラビリティの向上につながるという点も、タグクラウドのメリットです。

サイト内でページが増えていくとリンクの階層が深くなっていくため、昔の記事が認識されにくくなり過去の記事はクロールされにくくなります。

過去の記事を含めたすべての記事をタグ付けした上ですべてのページに表示できるサイドカラムにタグクラウドを設置しておけば、クローラーがタグクラウドのリンクを辿りながら過去のページにもアクセスするようになります。

記事が量産されることで埋もれてしまう過去の記事までもクローラーに巡回してもらえるようになり、クローラビリティの向上が期待できるというわけです。

これまでの記事もクローラーに認識してもらいたいというときに活用できるのが、タグクラウドです。

タグクライドのデメリット

タグクライドのデメリット

タグクラウドには、ユーザーとクローラーにとってサイト内を巡回しやすくなるというメリットが挙げられました。

では、デメリットにはどのような点が考えられるのでしょうか?

タグ付けに時間と手間がかかる

タグクラウドのデメリットとして、タグ付けを行なうのに時間と手間がかかることが挙げられます。

タグの名前を考えてタグ付けをする、すでに作成したタグと同じテーマの記事があればそのタグの中で新たにタグ付けをするといったように、タグを付けるのに手間がかかってしまいます。

重複コンテンツに近いページが多く作られてしまう

タグクラウドのデメリットとしてもう一つ気を付けたいのが、重複コンテンツに近いページが量産されてしまう恐れがあるという点です。

同じようなコンテンツが含まれるタグが多く作られる可能性があり、これはSEO的にもマイナス評価となってしまいます。

Googleから重複コンテンツとみなされるとペナルティの対象になる場合もあるので、注意が必要です。

その他に、タグに関連するコンテンツがないということから記事の量産を慌てて行なうことで、中身の薄い記事が作られ、結果的にGoogleからの評価も下がってしまうというリスクがあります。

タグクラウドを作成する際はデメリットにも十分注意した上で、一つずつ慎重に作業を進めるようにしましょう。

タグクラウドの作り方

タグクラウドについて理解したところで、続いて作り方について見ていきましょう。

タグクラウドは主に以下の方法で作成することができます。

タグクラウド作成ツールを利用する

ウェブ上には、無料でタグクラウドが作成できるツールが登場しています。

このようなツールを使うことでも、簡単にタグクライドが作れるようになっています。

URLやキーワードを入力してあっという間にタグクラウドが作れるツールもあるので調べてみましょう。

ワードプレスの機能を使用する

ワードプレスを使ってタグクラウドを作成することもできます。

タグクラウドを作成する方法にはいくつか種類がありますが、そのなかでも最も簡単なのがワードプレスで作成する方法です。

ワードプレスでは、次の手順で簡単にタグクラウドを作ることができます。

  1. ワードプレスにログインして、メニューの外観からウィジェットを追加する
  2. タグクラウドという箇所がページに表示されるため、その中に必要な情報を入力して完了

たった2つのステップで、簡単にタグクラウドが作成できます。

ワードプレスでサイトを運営している場合は、ぜひ試してみてください。

CSSでデザインを編集することも可能

ワードプレスや無料ツールなどを使ってタグクラウドが完成したら、次にデザインの調整を行ないます。

デザインの調整は、CSSを使って行なうことができます。

ツールなどを使って作成したタグクラウドはアンカーテキストの状態となっているため、ここから文字の色やフォントなどを調整することが可能です。

文字色やフォントだけでなく、文字のサイズや横並び、縦並びなどもCSSを使ってデザインすることができるため、ユーザーにとっても見やすいタグクラウドを作ることができます。

タグクラウドとSEOの関連性

タグクラウドとSEOの関連性

タグクラウドは、正しく適切に設定をすることでユーザーにもクローラーにも良い影響を与えることができますが、SEOの観点からは注意点があります。

タグクラウドを作成すると、キーワードをもとにリンクページを作ることができるという点からクローラーの巡回を向上する効果が期待できると考えられてきました。

しかし現在では、Googleのアップデートにより、大量のタグクラウドはペナルティの対象と判断される恐れが出てきたのです。

ユーザーにとってサイト内を回遊しやすくなることは確かであるものの、重複コンテンツが増える恐れがあることからSEO的にはマイナスに働いてしまう場合があるのです。

タグクラウドのデメリットにおいても触れてきた部分ではありますが、Googleは大量のタグ付けに良い印象は持っていないということがわかります。

【参考】Do tag clouds help or hinder SEO?

タグクラウドを利用する場合は低品質なコンテンツにならないようにサイト管理を徹底しなければなりません。

タグクラウドの仕組みや注意点を押さえてSEOにプラスに働くように活用しよう

タグクラウドはツールなどを使うことで簡単に作成ができ、ユーザーやクローラーにとってサイトを巡回しやすいというメリットが挙げられます。

一方で、Googleからは重複コンテンツとみなされるリスクがある可能性や、タグ付けに手間がかかるなどのデメリットがあります。

SEOに直接的な影響はないものの、タグクラウドの状況によってはマイナス評価を受ける恐れがあります。

SEOに悪影響が及ばないよう、タグクラウドの仕組みを理解して多くのタグ付けは行なわないようにしましょう。

せっかく立ち上げたサイトや量産したコンテンツが正しく評価してもらえるよう、タグクラウドの作成は注意しながら行なうようにしてください。

この記事の監修者

東京のWEBマーケティング会社「株式会社ミレニ・エイツ」の代表取締役

新家 靖樹

経営コンサルティング会社を経て、株式会社ミレニ・エイツを設立。SEO対策やMEO対策をはじめ、広告運用やSNSマーケティングなど、業種業態にあったWEBマーケティング施策にて幅広いジャンルの中小企業をご支援。スタートアップ企業をはじめ集客に悩んでいる経営者様のパートナーとして、制作から運用までサポートしており、業種問わず成果を実現。
タグクラウドを取り入れたいなら、お気軽にご相談を。

POPULAR ARTICLES

コンテンツマーケティングの人気ランキング